ニキビ痕の最新医療「幹細胞治療」について解説
ニキビ痕の凸凹クレーター肌
は、治らないと諦めていませんか?
一昔前までは、根本的治療として皮膚移植が行われてきました。
しかしキレイになるはずの皮膚移植では、手術の痕が残ってしまう人も。
近年では医学の進歩とともに、ダーマペンなどのレーザー治療が誕生し注目を集めています。
画期的な治療と思われていましたが、ニキビ痕の症状によっては本来求められていた治療効果とは
ほど遠くなかなか理想の肌に近づけないという声も多く上がっています。
そこで今回は、注目を集める最新医療で行うニキビ痕の凸凹クレーター肌治療「幹細胞治療」について解説します。
【幹細胞治療について】
※当院は厚生労働省より認可された認定再生医療等委員会承認「簡葉系幹細胞専門クリニック」です。
※効果には個人差があります。
※治療効果を保証するものではありません。
※副作用:内出血、色素沈着、感染、採血針ほどの針痕など。
※治療の効果が期待できるまで数ヶ月ほどかかります。
ニキビ痕のおすすめ最新医療「幹細胞治療」とは
幹細胞とは、私たち一人一人が持っている細胞です。
例えば、皮膚をケガしたとしましょう。
怪我をしたところを修復するために、さまざまな細胞に傷を修復する力が備わっています。
つまり、失われた組織を補う力を持つ細胞のことを「幹細胞」といいます。(引用:国立研究開発法人 科学技術振興機構)
ニキビ痕の凸凹したクレーターを、気にする人が多いのではないでしょうか。
ここでは、ニキビ痕の凸凹におすすめの最新治療について解説します。凸凹肌が、あなたの理想の肌になるのも夢ではありません。
幹細胞治療
幹細胞治療とは、再生医療の一種です。患者様自身の
- 骨髄幹細胞
- 造血細胞
- 脂肪細胞
- 間葉系幹細胞
- 造血幹細胞
を採取し培養したのち、再度治療箇所へ注入します。
人工物とは異なり、副作用が少なくダウンタイムがほとんどない点も魅力といえます。
興味はあるものの、馴染みのない幹細胞治療にたいし疑う人もいるのではないでしょうか。
幹細胞治療の研究は、海外でも多く行われています。
ハーバード大学・ジョージF.マーフィー医学博士は自身の行う研究で、母体の中で治療した胎児は傷が残らずに治癒することが多いのは間葉系幹細胞が多く存在するからではないかとインタビューに答えていました。
この研究結果から、彼は幹細胞治療が瘢痕(傷痕など)治療に置き換えることが可能であると明かしています。
PRP皮膚再生療法
PRP皮膚再生療法とは、患者様自身から採血した血液から血小板を取りだし治療する部位に注入する治療です。
幹細胞との違いを、下記の表にまとめてみました。
治療法 | 特徴 |
幹細胞治療 |
|
PRP皮膚再生療法 |
|
血小板は、傷ついた部位を細胞たちが修復しやすいように止血し細胞を呼ぶ役割を果たします。
いわば、修復のスタートができるようにする入口。幹細胞は、血小板たちが整えた傷口に呼ばれる修復のエキスパートです。
どちらも、再生医療には欠かせない存在といえます。
PRP皮膚再生療法は、軽度のニキビ痕症状(黒ずみなど)に対しておすすめします。
「第12回DDS再生医療研究会・第14回多血小板血漿(PRP)療法研究会(P38)」では、ケロイドに対する治療例が発表されました。
治療は、ケロイド部分を切除した後に血小板血漿を使用したものです。
つまり、凸凹した部位というより突出した部分を切除した部位の治療に有効であるということになります。
ニキビ痕とニキビの種類と治療法
ニキビ痕の種類によって、治療が異なります。
下記の表は、ニキビ痕およびニキビの特徴を治療についてまとめたものです。
ニキビ痕の種類 | 特徴 | 治療 |
凸凹クレーター状痕 | ニキビができた時の炎症が、肌の深い所にまで達したため治療した後に凸凹になって痕が残る状態。 |
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黒ずみニキビ痕 | ニキビ治療後の色素沈着 |
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赤みのある ニキビ痕 |
炎症が残っている状態。 肌に受けたダメージを細胞が修復しようとしている。 |
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急性炎症ニキビ | アクネ菌が毛穴で炎症物質を作っている状態。 |
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黄色いニキビ | ||
慢性炎症ニキビ | 若年層に多く見られる。 体質が影響し、発症すると数ヶ月から数年症状が続く。 |
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表を見て分かるように、炎症が深くなれば凸凹のクレーター痕となり自然治癒することはありません。
また若いころは、目立ちにくくても加齢とともに徐々に目立つケースがあります。
クレーター状の凸凹ニキビ痕があるために、メイクや外出を楽しめないのはもったいない。
ニキビの最新治療、幹細胞治療を受けメイクやオシャレをして堂々と楽しみましょう。
ニキビ痕にレーザー治療はおすすめしない
ニキビ痕の治療に、レーザー治療はおすすめしません。
治療そのものを、否定する意味ではありませんが思ったように効果をえられない可能性があるということです。
現在も、多くのクリニックでレーザー治療を取り扱うところがあります。
- ダーマペン
- サイトンヘイロー
- フラクショナル
- CO₂レーザー(培養皮膚を含む)
これらは、古くからある肌を傷つけて再生を促す治療です。
とくに。ダーマペンは多くの人が一度は効いたことがあるのではないでしょうか。
ダウンタイムがあったり、副作用で治るはずのニキビ痕がケロイド状になったりと副作用のことも気にしないといけません。
美容意識が高まる近年では、再生医療の進歩によりレーザー治療よりはるかに副作用やダウンタイムの少ない治療が可能になったのです。
米国政府の公式サイトにも、幹細胞治療による副作用が少ないという研究結果があると掲載されています。
(引用:尋常性瘢痕瘢痕の治療のための馴化培地を用いた脂肪幹細胞 – PMC (nih.gov))
ただし、再生医療を行える医療機関は厚生労働省が認めた機関のみになります。
当院が幹細胞治療を行えるのは、厚生労働省より認可された認定再生医療等委員会より承認されている「簡葉系幹細胞専門クリニック」だからです。
よくある質問
ここまで、ニキビ痕の凸凹クレーター肌の最新治療である幹細胞治療について解説してきました。
ここでは、ニキビ痕の治療についてよくある質問に応えていきます。
間葉系幹細胞と線維芽細胞は同じですか?
結論から言うと、全く違うものです。
残念ながら、一部のクリニックでは同じように掲載されているサイトを見ます。
2つの細胞の違いは、下記の通りです。
- 間葉系幹細胞=新しい血管を作る能力がある
- 線維芽細胞=間葉系幹細胞が老化したもの
あなたは、老化した細胞と新しい血管を作る能力を持つ細胞とどちらを用いた治療を選びますか?
「線維芽細胞と真皮および脂肪組織由来の間葉系幹細胞の比較」にて間葉系幹細胞と線維芽細胞の比較が掲載されています。
ニキビ痕の凸凹は幹細胞治療で完治しますか?
幹細胞治療では、ニキビ痕の凸凹を自然な肌へ限りなく近づくことができます。
ニキビを発症する前の完全な肌へ戻すのは、現段階の医療では難しいと言えるでしょう。
しかし自分の細胞を培養し移植することで、ダメージを受けた細胞が肌の内側から再生することが可能です。
そのため、当院の間葉系幹細胞治療を受けた患者様は、ニキビ痕の凸凹が目立ちにくい状態になっています。
ニキビ痕は自力で治りますか?
ニキビ痕は、時間をかけて自力で治るものと治らないものがあります。
というと、自力で治るなら治療の意味ないんじゃない?と感じる人もいるのではないでしょうか。
実査に自力で治るニキビ痕は極軽度のものに限られます。
とくに、凸凹のクレーターになってしまったニキビ痕は自力では治りません。
だからこそ、自然は肌に限りなく近づくことができる幹細胞治療をおすすめしています。
ニキビ痕ヴァンパイアフェイシャルは効果ないのでしょうか?
効果が、全くないわけではありません。
ニキビ痕のヴァンパイアフェイシャルは、PRP皮膚再生朗報とダーマペンで治療する方法です。
本記事の「PRP皮膚再生療法」で解説したように、ニキビ痕の凸凹肌を改善する入口にすぎません。
根本的に、内面から治療するのは幹細胞治療といえるでしょう。
ニキビ痕には最新治療の幹細胞治療がおすすめ
本記事では、ニキビ痕の凸凹クレーター肌の最新治療「幹細胞治療」について解説してきました。
当院は厚生労働省より認可された認定再生医療等委員会より承認されている「簡葉系幹細胞専門クリニック」として、日々ニキビ痕の凸凹クレーター肌に悩む患者様の治療を医学的根拠のもとに行っています。
ニキビ痕の凸凹クレーター肌がコンプレックスになる前に、最新治療の幹細胞治療で自身を取り戻しませんか?
少しでも興味のある方は、お気軽にご相談ください。
ニキビ痕のプロフェッショナルが、お待ちしております。詳細な治療内容はここから
住所 | 〒104-0061 東京都中央銀座4-3-9 |
TEL | 03-6263-0634 (受付時間:11:00~19:00) |
治療内容/ 料金(税込) | 【スタンダード】 ・PRP+自己真皮移植(症状が軽い場合) ・初回両ほほ約50万円〜(1㎝×1㎝約7,000円) ※範囲により料金変動の可能性あり 【プレミアム】 間葉系細胞1種類(脂肪幹細胞もしくは骨髄幹細胞)+スムース脂肪移植 ※料金はお問い合わせください 【スーパープレミアム】 骨髄幹細胞を含む2種類の間葉系幹細胞、培養間葉系幹細胞投与+スムース移植 ※料金はお問い合わせください ※スムース移植は当院のみが行える治療です |
再生医療委員会東京形成歯科再生医療委員会で医師向けの幹細胞治療の講演を行います。
院長が主にヨーロッパの医療関係者向けに、幹細胞治療に関して英語の講演を行いました。
院長が東京形成歯科再生医療等委員会の議員に選出されました。こちらは同業者の方々である医療関係者に当院の治療法、症例数などが認められてのものとなります。
この度、数多くの治療実績が認められ、院長が幹細胞治療領域、再生医療領域のリーディングカンパニーである株)コージンバイオ社の医学学術顧問に就任いたしました。